メンテナンス

朝、必要な部品が無事に入荷されたとの連絡があり、午後に修理してくれることになりました。ありがたい。今日もまた銭湯かと思っていた。銭湯は全然良いんだけど(久しぶりに水風呂入ってめっちゃ気持ちよかった)、家族で入ると2000円弱するんだよね。さすがにそれをずっとは続けられない。あと銭湯の帰りにちょっと汗かいちゃうのもやだよね。せっかくお風呂に入ったのに。

工事のおじさんがやってきて、修理は無事に終わり、見積もり段階で交換が必要かもと言われていた部品の一部は掃除することで普通に使えるようになったとのことでした。ちょっとだけお安くなった。この家に住んで7年。大体10年くらいが機械の耐用年数とのことで、また使っていたら他の部分も調子が悪くなるかもとのこと。全部新品にするとおいくらくらいかかるんでしょうか?と聞いたら、大体40万円くらいですだって。まあ機械のサイズや工賃を考えるとそんなもんかなという気もするけど、高いよね。賃貸だったらこれは大家さんもちになるわけだから、持ち家の人はこういう設備が劣化して買い換えるってことを考えておかないといけないですわな。家の中を見渡すと、使って10年くらいになりそうなものがちらほら。リビングのクーラーはもう13年くらい使ってるしなあ。冷蔵庫、洗濯機。買い換えるとそれなりの金額になるからね。計画的にいこう。うちの家はクーラーの室外機が置いてあるちっさいベランダがあるんだけど、クーラー買い替えとなるとそこに人が降りて色々やらないといけなさそうで、それもまた大変そうなんだよなあ。ハイシーズンじゃないときに買い替えておくほうがいいんだろうけどね。壊れてからだと大変なので。次にクーラー買うときはどこのメーカーにしようかとなんとなく考えていて、オードリーファンの私としては若林さんがCMやっている「にくいね〜三菱」の霧ヶ峰とかいいんじゃないって思っていたけど、先日検査結果の偽造問題とか出てきてちょっと不安になったり。もう少し考えよう。

少しずつ読み進めていたブレイディみかこさんの「子どもたちの階級闘争――ブロークン・ブリテンの無料託児所から」を読み終わりました。もともとは「ワイルドサイドをほっつき歩け --ハマータウンのおっさんたち」を書店で見かけて、タイトルに釣られて読み始めたのがきっかけ。「ハマーサイド〜」が面白かったのでこの「子どもたちの〜」と「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を買って、先に「ぼくはイエローで〜」の方を読み終えていました。「ぼくはイエローで〜」の方は次男も読んでましたね。イギリスの無料託児所で働いていた視点から見たイギリスの景色。強烈なエピソードの連続ですが、遠い異国の話だよねーと割り切っておとぎ話的に読むものではなく、日本国内でも起こりうる(起きている?)社会の分断や貧困、それが子どもたちに与える影響を自分ごととして考えるきっかけをもらえました。

最近は世の中がアップデートしていく速度がどんどん加速していて、ちょっと気を抜くと、故障した給湯器のように自分の価値観や倫理観、考え方などが世の中からずれて使い物にならなくなってしまいます。機械のようにお金を払って10年に1回まるっと取り替えられるものではないので、世の中と自分とを照らし合わせながら少しずつチューニングしていく技術が必要。テレビを見て、長く活躍されている方は、そういうチューニングスキルに長けています。