私立の受験

今日は次男の高校受験の日。まずは私立高校からということで、試験会場の高校まで朝からでかけていきました。阪急大宮駅までは妻が一緒についていって、改札で見送ったらしいのですが、いきなり反対側のホームに降りようとしたらしく、慌てて呼び止めたとか。大宮駅でそっち側に乗ったことないじゃん...。平気そうな顔をして緊張していたんでしょうか。

試験が終わって帰ってきて、出来栄えを聞いたところ、まあまあできたとのこと。来週の公立が本命なので、そこまで走りきってほしいな。

気になるのはインフルエンザ。めちゃめちゃ流行っていて、学級閉鎖・学年閉鎖の話はよく耳にしますし、明日予定されているPTAの懇親会もご家族が感染したとかで2名もキャンセルが確定している状況です。受験が終わるまでは何事もなければいいけど(もちろん終わってからも何もない方が良いです)。

バビロン

「セッション」「ラ・ラ・ランド」のチャゼル監督の「バビロン」を見てきました。3時間の大作。3時間も見れるかなーと思いましたが、映画づくりに関する(昔のハリウッド)映画で、ドラマの構成もうまく楽しめました。映画作りの光と影みたいなのがテーマで、前半のサイレント映画を撮っているときのどんちゃん騒ぎ(映画はめっちゃ静か)と、音声が導入されてからのトーキー映画を撮っているときの静けさ(録音がかなりセンシティブ)の対比も面白かったですね。そういう表と裏、光と影という対比があちこちに散りばめられていました。

冒頭のシーンで、映画関係者のどんちゃん騒ぎのパーティーに「象」を連れて行くのですが、この「象」がわかりやすく「みんなの目を惹くもの」「派手なもの」としてエンタメ業界・映画の暗喩になっていました。運搬中にうんこをぶっかけられる(それこそカメラにもかかるし、見ている人たちは自分たちにかかったように感じる)のは、これからきらびやかなものの裏にあるクソみたいなものを見せつけるぞということですね。

終盤、ジョーカー化したトビー・マグワイアに、LAの暗部につれていくと言われて、洞窟の中で開催されているアングラな見世物小屋に連れて行かれるシーン。人々を熱狂させ惹きつけるものは、きらびやかな映画だけでなく、一方で目を背けたくなるような現実や奇異なものであるという対比。

音楽もテーマも「ラ・ラ・ランド」を彷彿とさせるところがたくさんあって、チャゼル監督の趣味爆発という感じでした。

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あと、予告編でやっていた「ミッション・インポッシブル/デッドレコニング」「アントマン&ワスプ:クアントマニア」も楽しみ。アントマンと同日に大好きなマンガの映画化「ブルー・ジャイアント」も公開開始するんですよね。わくわく。

missionimpossible.jp