BLUE GIANT

午前中、野球の練習の予定でしたが、雨で中止に。昨日、口の中の調子が悪いって書いたけど、引き続き調子がすぐれなかったのでちょうど良かった。

ということで、すぽっと午前の予定がなくなったので、映画「BLUE GIANT」を観てきました。感想は後述。

Bivi二条のTOHOシネマズで観てきたのだけど、映画館に行く途中のフロアにひとりカラオケブースができていた。ちょっと興味あったけどひとりだったので入らず。これ丸見えで壁も薄そうだけど音漏れ大丈夫なんだろうか。

映画のあとお昼ごはんにケンタッキーを買って帰宅。

午後からは、あんまり外出する気分でもなかったので家でまったり過ごしてました。スプラトゥーン3でちょうどくまフェスをやっていたので楽しめてよかった。

晩ごはんは、三男のリクエストでサイゼリヤへ。アサリのパスタが美味しかった。これで500円は安すぎる。


BLUE GIANT

原作の漫画が大好きなので、映画化に対してのハードルはかなり高め。

世界一のJAZZミュージシャンを目指すという話なので、漫画の中ではどうしても表現しきれない「音」「音楽」が、なんと世界的なJAZZピアニスト上原ひろみさんによって作曲されているという点はめちゃめちゃ良かった。

漫画のアニメ化でいうと最近のThe first SLAM DUNKがどうしても比較対象になってしまうのだけど、スラムダンクの方でうまくいっていたモーションキャプチャーのアニメーションが、こちらの映画ではかなり浮いていたように思う。雪折がピアノを弾くところでめちゃめちゃアニメ的なかっこいい演出があってそこは良かったので、同じようなアプローチで良かったんじゃないかなあ。

スラダンの体育館に響くバッシュの音が、バスケ経験者にはめちゃめちゃリアルで、一気に世界観に引き込むひとつの材料になっていたのだけど、本作ではおそらくサックスを吹くときの息遣いがその役割を果たしていたんじゃないかな。ラッパ系の楽器をやっていた人たちはあれでぐっとリアルさが増しているのでは。

まあ映画化するならここだろうな、という部分の映画化で、観ていて5回位泣いたんだけど、あのエピソードつらすぎて原作読んでいるときも絶句したんだよなあ。漫画のキャラとはいえ、作者はなんて酷いことするんだって。

そんなつらい思いをする雪折なのだけど、なんとちょうどビッグコミックで連載中のところでどうやら再登場しそう。映画とのタイミングをめちゃめちゃ合わせてきているのだった。