面会時間が13時からとのことだったので、午前中は家で過ごしてから病院へ向かうことにしていました。家の近所に銭湯ができたというので、病院に行く前に風呂に入ってからと思い、家を出てしばらく歩いたところで母親から電話が。父親の状態が少し悪くなったので病院へ来てくださいとのこと。慌てて家へ戻って病院へ向かいました。おじさんにも連絡。
病院につくと、救急病棟の病室へ案内されて、ベッドで治療されている父へ面会することができました。
着いたときは、心拍数が120くらいで、酸素濃度の値が85%くらい。酸素濃度は90%以下が呼吸不全に該当するみたいで、確かに息苦しそうにしていました。僕の顔が分かったのか、少し微笑む瞬間もありました。そこへおじさん夫婦もやってきてくれて、父を見守る形に。会話していると呼吸が苦しくなるようで、目を閉じて、父を囲んでかわされる私とおじさん夫妻の会話を聞いているようでした。久しぶりにいとこのみんなの近況も聞いて、懐かしい気持ちに。
周りに人がいて安心したのか、父の数値もちょっと良くなって、心拍が90くらいに落ち着いて、酸素濃度が93%くらいまで上がってきました。顔色も少し良くなった印象。一旦、病状が落ち着いてきたということで、面会を終えることに(もともとこの病棟では10分程度の面会時間しか認められていないらしい)。
病院を後にして、母の実家近くの回転すしやで昼食をとり、家に帰りました。
しばらくは大丈夫そうだったので、朝行けなかった銭湯へ行ってひと風呂。
そういえば親父とは昔よく銭湯に行ったんですよね。背中を流せと言われて、アカスリで背中を流してあげて。息子と一緒に銭湯に来ているというのを少し誇らしそうな顔をしていたなー。風呂上がりに待合いのところにあったセブンティーンアイスでチョコミントを買って食べました。銭湯からあがったあとのちょっとしたドリンクやアイスが嬉しかったんだよな。昔はセブンティーンアイスなんて洒落たものはなくて、コーヒー牛乳とかジョアとかね。
家に帰って、母とちょっと昼寝をして。
病院から連絡があるかなと心配でしたが、大丈夫でした。親父、頑張っているようです。
実家のテレビを設定してNetflixを見れるようにしたので、母と相撲ドラマの「サンクチュアリ」をいくつか見ました。父と母がよく相撲を見ているからという理由で見始めましたが、ドラマの中で主人公と父親の親子関係・親子愛みたいなものが前に見たときよりぐっときました。