遊んだ一日

そういえば昨日は小学校の卒業式で、本来はPTA会長として挨拶をしないといけなかったのだけど、鹿児島の父のことがあり、当日出席ができるかどうか分かりませんでした。そして、今回の卒業式から以前のようにPTA会長の挨拶が復活するという話をしていたので、本来は壇上で挨拶予定だったところを、事前に挨拶文をお渡しして掲示という形に変更してもらいました。B'zの名曲「さよならなんかは言わせない」のサビの一節を引用させていただき、学校に提出した挨拶文は学校の入口に市長や教育委員会の会長の挨拶に並べてでかでかと掲示されていたそうです。A4サイズくらいで印刷されるかと思っていたのですが、いやはや恥ずかしい。

さて、今日は久しぶりの野球の練習かと思いきや、朝から雨で練習が中止に。1月にパルケ上賀茂(MKボウル)に行ったときに買ったバッティングセンターのチケットがまだ10枚以上残っていて、しかも有効期限がもうすぐという感じだったので、長男と三男で出かけてきました。

今回、三男はピッチャーの投球映像がちゃんと見える85-90kmのところをずっとやっていて、ここはボールの荒れ具合も比較的おとなしい感じで、タイミングを掴んだのか調子良く打っていました。偉い。私と長男も、100-105kmのところで打ってみましたが、こちらは全然。一応言い訳をさせてもらうと、機械の故障で(直る気配なし)投球映像が出ないため、穴に白いボールが見えたらボーンとボールが飛んでくる感じでぜんぜんタイミングが取れないんです。すみません。

チケットを全部消化して、お腹が減ったので、三男のリクエストで1階の昼食バイキングへ。長男が「良いこと思いついちゃった...」と、カレーとうどんを組み合わせてカレーうどん作ってたけど、悪いな、父ちゃんもそれ数分前に思いついちゃってたわ。

ご飯のあと、長男が入学に向けて授業で使う電子ノート的なものと通学用のバッグがほしいと言うので、京都駅のヨドバシカメラに行ってみることに。MKボウルから京都駅に行こうと思うと、9番のバスに乗るという手がありましたが、これだと移動に1時間かかるので却下。タクシーで北山駅まで行って、地下鉄で移動しようと。北山と言えば植物園、植物園と言えば、コーノさんのお店が近かったはず、と連想が働き、お店のインスタでチェックしたところ営業していたので、タクシーで移動しました。MKボウルだから、併設の営業所でタクシーがすっとつかまるはず...と思いきやタイミングが悪く少々待ちますと言われてしまい、じゃあバスで移動だなとバス停へ歩いていたら流しているMKタクシーが来たのでそれを捕まえました。運が良いのか悪いのか。

タクシーに乗って10分弱で到着。お店に入ると、コーノさんが出迎えてくれました。「今いるんで、ちょっと呼んできますね」とヒロさんにも声をかけていただき恐縮。店内でレコードや本を色々と見せていただきました。ちょうど長男が大学生になるので、なんか大学生っぽいというか視座が広がるような本がないかなーと、雑に大学生におすすめの本とかありますか?と聞いて困らせてしまった。すみません。長男にコーノさんがおすすめしてくれたのが、高野秀行先生の本。ノンフィクション作家で、クレイジージャーニーにも出ているらしい。いくつか著書がありましたが、その中で選んだのが「怪獣記」。

トルコ東部のワン湖に棲むといわれる謎の巨大生物ジャナワール。果たしてそれは本物かフェイクか。現場に飛んだ著者はクソ真面目な取材でその真実に切り込んでいく。イスラム復興主義やクルド問題をかきわけた末、目の前に謎の驚くべき物体が現れた! 興奮と笑いが渦巻く100%ガチンコ・ノンフィクション。

いい本をおすすめしていただいたようで、家に帰ってから長男はニヤニヤしながら読み進めていました。

そうこうしていると、藤原ヒロ先生がでてきていただいたので、ご挨拶。同じくお店にあった著書の「月島くんの殺し方」(電書では揃えてました)を買って、厚かましくもサインをお願いしたところ似顔絵まで書いていただきました。ありがとうございます。家宝にします。

お店を出て、電車でヨドバシカメラへ。

まずは授業で使う電子ノートを買おうと、iPadAndroidタブレットを眺め、富士通の電子ノート「QUADERNO」を触ってみました。まあスマホiPhone、パソコンもMacbookなので、順当にいけばiPadなんでしょうが、お値段はそれなりにする。Androidだと安いやつは半分くらいのお値段で買える。QUADERNOは、軽くて、用途特化型なので、慣れればノートを取るのは簡単そう。ただ、高い。ウンウン悩んで、まあもう少し情報を集めて検討することにしました。

その後、バッグを買いに上のフロアへ。バッグやさんで店員さんに「大学生になるんですけど、大学生が持つようなバッグでおすすめありますか?」と聞いたら、「僕大学生なんです」と言って色々と親切に教えてくれました。おかげで良い感じのバッグを買うことができました。

続いて、レストランフロアにある大垣書店へ。今日発売の月刊LaLaに読切の「狂騒サイレント」が掲載されているので、雑誌を購入。ちょうどビッグコミックも売っていたので、それも一緒に。

最後に、三男はゲームコーナーで、特殊コントローラー試遊台のスト6やマリオカートを堪能して満足そうにしていました。帰りのバスで「今日は楽しかったな〜〜」とご機嫌だったので、よほど楽しかったようです。

帰って、読みかけだった「アルプス席の母」を最後まで一気読み。面白かった。少年野球はじめ、運動系の部活動に打ち込む子供がいる親はぐっとのめり込んで読めるかもしれません。いや、でも野球部が特殊ケースって可能性もあるな。次男は高校の野球部に入っていて、そこまで熱の入ったチームではありませんが、父母の動き方・関わり方は長男が入っていた剣道部とは違っているので、野球(あるいはサッカーも)は特殊なんですかね。


父は、お昼に母が面会に行ったときは、今日も意思疎通はできなかったとのこと。顔がむくんでいて、呼びかけるとうっすら目を開けるけど、その目が濁っていて、母的にはだいぶショッキングな姿だったようです。写真を見せてもらったけど、確かに元気だったときの雰囲気は全然なく、寝たきりの感じで母がショックを受けるのも分かる。お医者さんや看護婦さんから「なにか質問はありませんか?」と聞かれても、何を聞いていいか分からないと言っていましたが、まあそうだよな。とりあえず、火曜日くらいの緊迫した様子ではなかったようなので、快方に向かっているのだろうと思います。