入学式

長男の大学の入学式でした。妻と三男とみやこめっせへ。会場へ入れるのはひとりだけだったので妻に入ってもらいました。が、中でも結局ライブビューイング会場みたいなところでの観覧だったようです。みやこめっせの周りには保護者と思しき人がたくさんいて、それぞれスマホで配信されている入学式を見ていました。

入学式後、会場から出てくる長男を待っていたら、テストの採点のアルバイト募集の広告が封入されたティッシュを配っている女性の方がいて、もらうときに目を合わせたら、同じマンションの方でした。こんなところで会うとはびっくり。

「入学式」の看板には行列ができていたので、近くの桜の前で写真だけ撮って帰ってきました。

妻はそのまま仕事へ。私と三男はサイゼでお昼を食べて帰宅。途中、家の近所に、冷凍餃子の24時間販売所ができているのを発見しました。いつの間に。

夜、おおにしさんと映画「オッペンハイマー」を見てきました。

3時間は長い。が、「原爆」という難しいテーマを、その父とされている「オッペンハイマー」を物語の中心に据えることでエンタメ作品に仕上げているのはさすがクリストファー・ノーランですね。とんでもない額の予算を使い、多くの人を従え、長期間にわたってプロジェクトを成し遂げるというプロジェクトX的なおもしろさもあれば、とんでもない兵器を産み出したのは神ではなく、不倫はするし、人間関係でちょいちょいトラブルような普通の人であったという視点もありました。人間ドラマのおもしろさだけでなく、密室で開かれた聴聞会で、妻の前で愛人との逢瀬を問い詰められるシーンの演出(その場で裸になって愛人とまぐわっている、みたいな)とか、原爆実験の爆発シーンとか映像的な見せ場もありました。が、長いですね。そういえば、Netflix版「三体」の第3話冒頭で出てきた「オッペンハイマーの愛人も同じ死に方をしている」ってセリフの意味が、映画を見てわかりました。

映画のあと、ふたりで軽く焼肉を食べてから帰宅しました。