10月

10月に入りましたね。今年も残り3ヶ月か。

テスト期間中の長男が今日も午前中で帰ってきたので、昼食を食べに近くのインド料理や「マウントエベレスト」に行ってきました。このお店の正式名称は「マウンテンエベレスト」なのか「マウントエベレスト」なのか未だに謎だったりします。長男は本日のカレーセット、私はチキンカレーのセットを注文。ナンが「こりゃ何だ!?」ってくらいでかくて良かった。

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お店に入ると、ちょうど隣の席に座ってらっしゃったのが、京都を中心にカリンバやベースの演奏をされている木佐貫洋平さんでした。ボーカルレッスンの先生が出演するライブを見に行ったときにベースをされていたのが木佐貫さんで、同じ鹿児島出身ということでご挨拶させていただいたことがあります。最近はFacebookYouTubeカリンバの演奏動画の他におもしろ動画もアップされていて楽しみにしているのでした。最近はコロナでなかなかライブなどができないらしいですが、また見に行きたいです。

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ブレイディみかこさんの「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2」を読み終えました。

第2章のノンバイナリー(男性でも女性でもない性同一性の総称です‍‌性別二元制の外にあるアイデンティティ)の話で、息子さんが学校でうけた授業のことを両親と話している一コマ。「he」や「she」ではなく「they」と呼んでほしいと言う息子さんに、配偶者の方が「they」は複数形だろうわかりにくいんじゃないか、などと自分の意見をぶつけるシーン。これ、同じようなシーンがつい最近見た「グレイズ・アナトミー」でもあったんですよね。昔から病院にいる年配の医師が、それらの呼び方に戸惑うというシーン。配偶者の方も、この医師も、LGBTQに対して偏見があるわけではなく、むしろ柔軟に新しい概念を受け入れているというキャラクターなんですが、それでも時代の変化についていけないときもあるというような描写です。私も価値観が古臭くならないように、と気をつけているつもりですが、そうではなくなっているところもきっとあるんだろうなと思いました。

あと、家の不用品を必要な人に渡してリサイクルするという行為の中にある、いろいろな思いを考える章も良かった。ものをシェアしていきましょう。無駄なことをやめていきましょう。そういう時代だからこそ、自分たちの行為の中にあるそれぞれの想いや、こういうことを考える人もいるんだという視点の広さも必要なんだろうな。


夜、ちょっと買いたいものがあってコンビニにでかけたら、緊急事態宣言があけたからか、店内に酔っ払いのカップルが2組いた。片方は中年の男女で、レジのところで何かが可笑しいのかケタケタ笑っている。なんか久しぶりに酔っ払っている人を見たなあ。失ってしまったと思っていた日常の風景が戻ったような気がして、こちらも楽しくなってしまった。