発表会

昨夜、カロナールを飲まずに寝た三男でしたが、熱が続いていました。年長くらいになってからは、熱が出ても一晩寝たら割とさくっと治っていたんですが、今回の風邪?はしぶとそうです。

妻は早朝からワクチン接種の業務で仕事へ。長男は剣道の段位認定試験にでかけていきました。家で次男と三男と私でお留守番。といっても三男は元気がないので、基本寝かせていて、私は家事をしつつ、だらだらとゲームしてました。モンハンとゼノブレイド3。モンハンは5〜15分くらいでオンラインでみんなでモンスターをさくっと狩りにいけるし、難しいストーリーもないのでスポーツみたいですね。やってて思いましたが、レースゲームのグランツーリスモも構造的には一緒ですね。狩り(レース)にでかけて、素材(賞金)を集めて、自分好みの武器や防具(車)のセットアップを見つける、みたいな。狩りやレースの部分のゲーム性がアクションゲームなのかレースゲームなのかの違い。
一方のゼノブレイド3は、金曜日に発売されたばかりで、自分のTwitterのタイムラインでは、割と絶賛ムードでした。私も序盤を進めてみましたが、悪くはない感じ。そもそも1も2もそれぞれクリアまでプレイしてますし、結構やり込んだくらい。ただ、話があんまり入ってこないですねえ。自分の調子の問題かもしれませんが。お互いに争い合う2つの国があって、この世界で人間は少年少女の姿で生まれてきて、いきなり戦場へ放り込まれ、10年生き延びたら成人の儀でその生命をまっとうするみたいな。戦いのあとで自軍に戻ってきて風呂に入るシーンがあって、そこでは男女の区別はなく、みんなで湯船に入って戦いの内容について言い争いをするみたいなシチュエーションで、ポール・バーホーベンスターシップ・トゥルーパーズを思い出しましたよ。あの映画の世界観も男女の性差がなくなっていて、戦場に女性も男性同様に放り込まれるし、戦いのあとみんなで一緒にシャワーを浴びるってシーンがありました。なつかしいなスターシップ・トゥルーパーズ。また見てみよう。

お昼前に長男が無事に段位をとって帰ってきました。妻も仕事を終えて家に向かっていたので、三男をみんなに託して、私は歌の発表会に出るために大阪へ移動しました。

ちょっと早めについたので、喉をならしておこうとカラオケボックスへ。先生からは、発表の前に歌いすぎて喉を痛めちゃう人も多いので、低めの曲、あるいは女性ボーカルの曲をいちオクターブ下で歌うくらいにしておいてね、と言われていたのに、気がつけばがんがん1時間歌ってました。あほだな。これから歌うSUGARも5回位歌ってしまった。

カラオケボックスを出て、梅田の商店街を抜けて、ライブハウスまで行きましたが、久しぶりにザ・飲み屋街ってところを通りましたね。京都でも街中を歩きますが、居酒屋や風俗店が雑多にならぶ大阪の街はまた独特です。おもわずぶらっと立ち飲み屋とかに入って、串カツとビールとかいただきたくなりますが、ぐっと我慢。

ライブハウスに着いてしばらくしたら、私が習っている先生の生徒さんの発表ゾーンへ。最初の方がStill rolling stonesという曲をめちゃめちゃかっこよく歌っていて、いやまじこのあとで歌うのきびしいなーと思ってしまいましたが、もうやるしかない。その後も皆さんの上手な歌が続いていきます。今回の発表会、私の歌う順番(番号)が36でして、誕生日のラッキーナンバーだったのと、私のひとつ前の方が私が好きなB'zの曲を歌われていたりして、そういうのを自分への追い風だと思ってがんばって歌ってきました。

ステージ上で先生の紹介コメントに対して、言葉を返したところ、思ったより声がかすれている。さっきのカラオケが良くない感じで喉を痛めていました。あほだなー。先生に言われたのになー。まあこれで歌うしかないので、がんばって歌ってきました。途中ミスがいくつかあったし、高いとこもうまくいったのは2箇所くらいでしたが、まあまあできたのではないかなと思います。緊張はしなかった。なぜならおじさんだから。

発表会はYouTube Liveで中継されていて、家族は家のリビングで見て応援してくれていたようでした。ありがとう、みんな。

今回、バンド演奏のみなさん(音楽教室の講師の方々)や、他の発表者もすごかったのですが、一番凄かったのが会場のPAさんでした。会場の音響調整、照明、ライブの映像のカメラの操作や配信映像のスイッチングなどすべてひとりでやられていて神業でした。思わずそちらに見入ってしまうほど。今度詳しくお話聞いてみたい。

帰りに、梅田の紀伊国屋に寄ったら、世界の歩き方がジョジョの奇妙な冒険とコラボした本を売っていて思わず買ってしまいました。世界の歩き方シリーズ、コロナで旅行が激減して、出版社の危機という状況から、持っている世界の観光地の情報をうまく使って変わった切り口の本をたくさん出してそれがヒットにつながっているというからすごい。今回のジョジョコラボも、シリーズで出てきた世界各地が取り上げられていて、パラパラめくって開いたところを読むだけでもおもしろい。

そしてもう一冊。貫井徳郎さんの新作ミステリー「紙の梟」を購入。人をひとりでも殺したら死刑になる、それが当たり前になった日本が舞台の短編集でした。最初の導入がおもしろそうだったので思わず買ってしまいました。貫井徳郎さんといえば、デビュー作の「慟哭」が好きなんですよね。本作はどうかしら。

また今回も梅田のらぽっぽでお土産にアップルパイを買って帰りました。アップルパイの横に期間限定のやつがいつも並んでるけどつい通常版を買ってしまいます。次回は期間限定のやつにしよう。