一夜明けて、妻の体調は前日よりも悪化。病院に電話をしたら10時に来てくれとのことでした。前回の三男と同じパターン。我々は家で待機。外にも出れないので、家事を済ませたあとはみんなでゲームをしてダラダラ過ごしていました。モンハンがはかどった。
そうこうしていると、妻からメッセージが届きました。コロナが陽性だったとのこと。ある程度心構えはできてはいましたが、ついに我が家にもやってきたかという感じ。
とりあえず、塾や野球チームなど各方面にしばらく参加できませんと連絡して、京都府のサイトにある家庭内療養のしおりを読んで気をつけないといけないところをチェックしました。
病院から妻が帰ってきたので、寝室で過ごしてもらうことにして、家庭内で感染が広がらないように注意することに。とはいえ、金曜より前は普通に一緒に過ごしているし、身の回りでも家庭内でひとり感染したら他の家族にも感染が広がるという事例をいくつも知っているので、私も覚悟はしておかないとなとは思いました。ただふたり同時になると、家の中のことが色々と破綻するので、できれば時差がいいな。
妻は感染が分かった日を1日目として10日間は隔離生活が必要らしいので、8月15日までは自宅から出られない感じ。我々は症状がでなければ8月11日には外出などもできるそうです。ちょうど4連休、お盆のタイミング。妻は仕事の休みを事前に取っていたので、仕事方面への影響は最小限で済みそうですが、楽しい夏休みの予定はなくなってしまいました。プールとかカップラーメン博物館とか行きたいねと言っていたんですけどね。宿とかを予約していなかったのが不幸中の幸い、なのかな。
寝室にいる妻とはメッセージアプリで会話して、ご飯も寝室に運んで私が普段仕事している机で食べてもらうことになりました。
悪化することなく、回復に向かってくれることを祈っています(今のところ大丈夫そうです)。
夜、私と長男はリビングで映画を見て過ごしました。
ひとつはAmazon Primeオリジナルの「ムーンフォール」。テレビでCMもやっている夏の大作で、監督は「インディペンデンス・デイ」のローランド・エメリッヒ。月が起動を変えて地球に落ちてくる、という設定だけ知っていたので、なんとなく「ディープ・インパクト」的な映画かなーと思っていたんですが、序盤こそそういう雰囲気はありましたが、最終的には「インディペンデンス・デイ」みたいな感じに仕上がっていて、さすがローランド・エメリッヒだなと思いました。
もうひとつ見た映画は「コーダ あいのうた」。ろう者の家族の中に生まれた耳が聞こえる女の子が主人公の映画です。何年か前のフランス映画のリメイクのようですね。公開時に絶賛する声を聞いていたので、気にはなっていたんですが、見れてなかった映画のひとつです。主人公の女の子が、好きな男の子目当てで合唱部に入り、そこで出会った音楽の先生に才能を見いだされ、音大への受験に向けて導かれるものの、ろう者の家族の家業である漁業の手伝いなどがあり、自分の夢か家族かの2択を迫られるというストーリー。お話の展開とかは割と想像のとおり、という感じですが、役者の演技や監督の演出がとにかく良かった。ろう者の役は実際に耳が聞こえない方が演じているそうで、手話のやり方、そのときの顔の表情に説得力と迫力がありました。主人公が思いをよせる男の子も、同じように大学受験を目指すのですが、その結果を表現している方法がすごく良かった。書くとネタバレになっちゃうので書けないですが、見た人がいたら話したいですね。