健康診断

年に一度の健康診断の日でした。

今年はちょっと早めの日程で調整したからか、会場が割と空いていて良かった。

ただ、体重の計測がちょっと納得がいかないことがあり。最近家で体重計を買って、定期的に測っているんですが、そこの値から+1〜1.5kgくらい多めに計測されたんですよね。家だとパンツ一枚で計測しているのに比べて、健康診断の会場はちょっと厚手の検査着を着ていて、その分がプラスされているんですが、その数字をもとにBMIを出されても、ねえ。と、BMIが標準値ギリギリの私は思ったりするわけです。そんな誤差が気にならないくらいにちゃんと体重コントロールしろという話ですが。

今年はバリウムの検査もそこまで大変じゃなく、検査後の便からの排出も過去イチスムーズだったような気がします。なんでかは分からない。下剤もよく効いたけど何故かは不明。

検査のあと、帰り道にある王将1号店でチャーハンと餃子を食べて帰りました。昨年も同じコースだった気がする。お腹が空いていると食べたくなるのかな。忙しい時の王将の厨房はちょっと殺伐としていてヒリついた空気があるんですが、あの感じもちょっと好きだったりします。

汝、星のごとく

今年の本屋大賞受賞作。前に買って積んでいた本ですが、受賞のニュースを見てそういえば手元にあったなと繰り上げて読み始めたのでした。

大賞をとるだけあってめちゃめちゃ良かった。

男女の恋愛模様を軸にしつつも、恋人や家族といった形に収まらない人間関係の形が描かれていて、そこがこれからの時代に必要な人間関係のような気がしました。この間読んだ津村先生の「水車小屋のネネ」も、そういった人間関係によって救われる人の話が描かれていました。バカリズムさん脚本の「ブラッシュアップ・ライフ」も、ともだち4人組の友情物語でしたし、「みんな結婚しなくても、一緒に同じ老人ホームに入って楽しく過ごそうね」という約束がちゃんと実現されていて、みんな幸せそう。交際して、結婚して、子どもを産んで、というのももちろん良い人生ですが、そうでなくても同じ様に良い人生じゃんとみんなが言いはじめて共感を得ているのかなと思います。

「汝、星のごとく」は、田舎で交際がスタートするも、男性の方が仕事で東京に出ていき、遠距離恋愛が始まり、段々と都会の生活に染まっていくという様子も描かれていて、ここは読んでいて辛かったなー。自分も大なり小なり似たような感じだったんだろうなと反省したりもしました。