フレンズ : ザ・リユニオン

コンテンツの水曜日ですね。ちなみに今日もお昼は冷凍牛丼でした。今日は生卵をトッピングしたよ。

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水曜日のダウンタウン」は、マツケンサンバを歌って踊りながら泣くこと不可能説と、相方“2度見させ"選手権でした。マツケンサンバの方は、まあそうだよねと思いながらも思わず笑ってしまうバカバカしさ。マツケンサンバパワーはすごい。昔会社の後輩とカラオケで歌って踊ったことあったけど、あれは楽しかったなー。なんか無条件に笑顔がこみ上げてくるんですよね。不思議。


ちょっと事情がありU-NEXTのアカウントを作ってみることになったので、前から見ようと思っていた「フレンズ : ザ・リユニオン」を見ました。

「フレンズ : ザ・リユニオン」は1994年から2004年までアメリカで制作された大人気コメディ・ドラマ。その人気たるやアメリカにとどまらず、全世界で閲覧され、最終話の視聴者数は5200万人になったとか。私も大学生のときに知人からWOWOWで放送していたものの録画を見せてもらってからドハマリして、全10シーズン分のDVDボックスセットを買ってしまったほど。今でも各種動画配信サービスでは人気のコンテンツとなっていて、根強いファンがたくさんいるドラマです。

登場するメインキャスト6名の個性がひかり、軽妙なかけあいから生まれるグルーブ感、笑いと感動のバランス、10年かけて培ってきたそれぞれのキャラクターのストーリーも最後きっちりハッピーエンドで見せてくれたので、コンテンツとしての完成度が高いです。

人気絶頂期に終了という、マンガで言ったらスラムダンク的な終わり方をしたので、その後続編や映画化を望む声も少なくなかったのですが、クリエイターもキャストもドラマシリーズの完成度に満足していて、そういたったことは実現していませんでした。

もうあのキャストでのかけあいは見られれないだろなと漠然と思っていたら、飛び込んできたこの「フレンズ : ザ・リユニオン」のニュース。番組終了から17年の時を経て、HBO MAXというフレンズを制作したテレビ局のオンライン限定コンテンツとして帰ってきました。

当時のセットを再現し、そこへひとりずつやってくるキャストたち。女性陣3人は全然変わっていない(ちょっと老けてはいるけど、17年経っているとは思えない)のに対して、老いがぐっと見える男性陣3人。特にチャンドラー役のマシュー・ペリーはなんかだいぶおじいちゃんになってました。ジョーイ役のマット・ルブランクは、白髪にだいぶ恰幅もよくなっていて驚き。そう思うとロス役のデイヴィッド・シュワイマーはあんまり変わってなかったですね。頬はたれて、ほうれい線がだいぶ出てたけど。

番組自体は、1時間40分くらいかけて、懐かしい話や、名シーンの再現、名キャラクターたちのゲスト登場などギュッと詰め込んだ印象。せっかく登場したスペシャルゲストもひとことふたこと喋って退場って感じでした。コロナ禍での撮影とかってのも関係しているかもしれません。

個人的には、撮影中にジョーイがソファーにジャンプした際、肩を脱臼してしまって、そのままドラマの中でもベッドで跳ねてこけてサポーターを付ける演出になったエピソードとか、チャンドラーとモニカのエピソードで、ふたりがベッド・インした際に、撮影を見学していたオーディエンス(笑い声とか歓声が入る)の反応があまりにも良くて、その後のドラマの中でのふたりの関係性が大きく変わった話とかは興味深かったです。もう少しこの手の裏話エピソードがあっても良かったんじゃないかなとは思いますが、時間も限られていますし、仕方ないですね。

最後に、ドラマの中のキャラクターがそのまま生きていたら今は何してると思う?っていう質問に、それぞれの役者が答えた内容が、ファンとしてはすっと腹落ちするようなコメントばかりで、さすが10年演じたキャラクターは身体の中に染み付いているんだなと思いました。

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