カット

お昼に近所の美容室に散髪へ。

Webで予約して、カットのみのコースなので、30分くらいでサクッと用事が済んで体験が良い。昼休みの時間で済むのも良い。時間的な体験が良いが、美容師さんを指名しているわけではないので、今のお店にいって4回目くらいだが毎回切る人が違う。仕上がりのクオリティも人によって違っているし、美容院的にはカットのみで安くでやってくるおじさんはメインターゲットではなさそうなので、力はそんなに入ってないんじゃなかろうかとは思う。

ブラッシュアップライフ

放送は昨日だったのだけどブログに書くのを失念していたのだった。

この3ヶ月ほど毎週楽しみにしていたドラマ「ブラッシュアップライフ」がついに最終回を迎えてしまった。同じ人生を繰り返すという不思議なテイストのドラマをどういう形でオチをつけるのか、それまでの出来栄えが素晴らしかったので少し心配ではあったけど、心配が杞憂なほど素晴らしい脚本・演出・演技で満足感のある終わり方だった。Huluで見れるという追加コンテンツにもめちゃめちゃ惹かれている。見たいな。

先週出てきた浅野忠信さんは壮大なスカシだったし、一方で第1回目にちょい役で出てきた三浦透子さんが、服に書かれた「Go To Hell」の字面すら回収する活躍ぶりで、肩透かしではなくこのドラマらしい解決策につながったのがとても良かったなー。

大切にしたいという人間関係が「友だち」というのもジンと来るね。何百年も生きて、それでも一緒に時を過ごしたいと思える友だちが3人いるっていうのは本当に幸せなことだよなあ。

あと、加藤の粉雪もなんだかんだすべての回で聞けたのも良かった。粉雪、不思議な曲。あのサビだけめちゃめちゃ印象に残っている。ブルーレイ出たら欲しいな。Huluで見られるという特別コンテンツが収録されていたら買ってみようか。

水車小屋のネネ

津村記久子先生の新作「水車小屋のネネ」を読了。

昨年毎日新聞に連載されていた物語を単行本にまとめられた一冊で、津村先生の作品の中でも一番長い小説になったそうだ。

妹にDVを行う婚約者を見て見ぬ振りをする母親に愛想をつかし、18歳の姉が8歳の妹を連れて、家を出て新しい拠点で生活を始めるという話。働き始めたそば屋さんの横にある水車小屋で、そば粉を挽く石臼の様子を見守っているヨウムのネネを中心に、姉妹と地域の人々との交流が描かれていた。10年ずつ章が進んでいき、町と姉妹との関係も変わっていく様子がすごく面白かった。

人との関わりの中で誰かから得たものを、他の誰かにも還元していくという、人の良心の流れが心地よい作品でした。